2018年12月2日日曜日

2018倉敷支部総会と児島視察

倉敷支部総会と児島視察に行きました。倉敷支部では、一昨年は尾道、昨年は倉敷駅周辺から阿智神社の散策をしました。今年は、児島のOBの方のお世話になり児島視察をしました。9時30分、児島市民交流センターに20名が集合し児島ジーンズストリートを約80分かけて視察しました。3店しかなかったジーンズの店が、いまでは30数店になったそうです。野崎家記念碑を見て、ジーンズストリートを通り、旧野崎家住宅に着きました。
野崎家は製塩業と新田開発で財を成した野崎武左衛門が、天保から嘉永年間に次々に築いていった民家です。御成門・長屋門を通り、江戸末期にできた枯山水の庭園に出ます。表書院を通り中座敷に出ます。九つの座敷が連続しています。庭園には、3席の茶室がありました。平成18年に国の重要文化財に指定されました。
   
 旧野崎家住宅を後にして、約30分ほど歩いて、「柘野健次」さんのお宅に行きました。
柘野さんは、平成12年岡山県を退職された、我々の大先輩です。築後100年を経た古民家を改築して「水川陶影記念館」を開設されています。茶室や書庫も作られています。
昨年、倉敷で開催された「なんでも鑑定団」で500万円の評価を受けたつぼ「李朝辰砂面取壺」を拝見させていただきました。柘野さんご夫婦は、岡山県笠岡市茂平の陶工・水川陶影を父に持っておられます。その作品をたくさん収集されており展示されています。
柘野さんの奥様には、お茶の接待もしていただきありがとうございました。

お昼は、「ビストロ割烹 魚清」でおいしい料理をいただきました。
今日は、児島駅前で、「旧野崎浜灯明台」を案内してもらい、ジーンズストリート、旧野崎家住宅、柘野宅、魚清から児島駅に戻りました。1万歩以上歩きました。
                             (野田雄一郎)

























2018年11月29日木曜日

自治退岡山県本部第28回定期総会開催される

自治退岡山県本部の第28回定期総会は、11月27日(火)岡山市内のサンピーチ岡山で盛大に開催されました。今回は、変則的に総会の前に特別講演を行いました。
総会は、自治労岡山県本部執行委員長の古林久和さんのあいさつで始まりました。
続いて、岡山県議会議員の「高原としひこ」さんのあいさつがありました。その後、
2019年の第25回参議院選挙に比例代表候補予定者の「岸 まきこ」さんから
「なぜ私が国会をめざすのか」と題して特別講演がありました。
岸 まきこさんは、1994年に旧栗沢町(現岩見沢市)の役場入職から、財政破綻した夕張市の職員や市民の姿を見て、自治体の役割とは何かを考えさせられ、これまで、公務員の過労死問題や、男女平等、ワーク・ライフ・バランスの実現等について活動をしてきたなかで、参議院選挙に立候補することを決意しました。
 休憩の後、梶山副会長から開会あいさつがあり、議長に、近藤 昭さん(岡山市現業退職者会)を選出しました。来賓として、山田 勇夫(連合岡山退職者連合事務局長)、秋久けんし(津山市議会議員)、藤原かおりこ(倉敷市議会議員)、柿本けんじ(真庭市議会議員)、三上周治(総社市議会議員)さんからそれぞれ挨拶がありました。
本干尾副会長の祝電披露の後、新規加入退職者会への「自治退旗」の贈呈があり、森本会長から総社市職員退職者会の代表に渡されました。
野田事務局長から、2018年度の経過報告、会計決算報告があり、柴田会計監査から監査報告があり承認されました。
2019年度運動方針(案)、2019年度予算(案)も承認されました。
役員改選については、事務局長が、長田照孝(岡山県職退職者会)さんに交代しました。
鈴木副会長の塀かいあいさつで総会は終了しました。

2018年11月6日火曜日

秋のバス旅行「南紀・勝浦、湯浅町並み散策と秋津野ガルデンの旅」

2018年秋のバス旅行に行ってきました。11月4日(日)午前6時30分津山駅前を出発したバスは8時に岡山駅西口に着きました。総勢39名でホテル浦島を目指して行きました。バスは新車のにおいがしており、最新式のオートマティック車で快適でした。
 最初に到着したのは。「湯浅町」です。「醸造の香りに生きる町」として有名です。
「湯浅町湯浅伝統的建造物群保存地区」を地元ガイドさんに案内してもらいました。
湯浅町を出発し、途中、夕日に染まる橋杭岩で休憩し、勝浦桟橋から船でほホテル浦島に到着しました。ホテル浦島には太平洋に面して、「忘帰洞」と「玄武洞」の洞窟の温泉があります。忘帰洞に浸かり目の前の太平洋を眺めていると、13年前に高年協でここに来た記憶が走馬灯のように蘇ってきました。
翌5日(月)は、7時40分にはホテルを出発し、勝浦海産物市場で買い物です。
その後、昼食会場の「秋津野ガルデン」に行きました。「秋津野ガルデン」は、宿泊滞在施設・農家レストラン・都市と農村の交流施設です。廃校になった小学校を地元の有志の方が購入し、農業法人として運営されています。当日も地元の方が地元でとれた野菜を中心に小学校の教室の一室にバイキング形式で食事を用意していただきました。とってもおいしかったです。最近、新聞で紹介されたそうで、多くの方が見学に訪れていました。
その後は、和歌山城見学です。見学時間1時間でしたので、駆け足で見て回りました。今度ゆっくり来て歴史の跡をゆっくり歩いてみたいと思いました。
 和歌山城見学の後は、帰れ・帰れで午後6時45分に無事に岡山に帰ってきました。
来年も秋の一泊旅行に参加しましょうと声を掛け合って解散しました。(野田雄一郎)












2018年10月25日木曜日

北部交流会開催される!

10月23日()北部交流会を開催しました。

 第1部では、講師に太田善隆さんを迎え水墨画のお話、展示、そして実演をしていただきました。太田さんは、平成10年に岡山県を退職され、岡山県職員退職者会の会員でもあります。「日本固有の文化でもある水墨画、伝承してゆくのも習うのも私たちの務めではないか」と、今回の公演を受けていただきました。

 水墨画を始めたきっかけは、「退職後の生活の中に何か好きなことを見つけて、潤いのある生涯を送りたいと考えました。健康的で友好を保つゴルフの他に、一人でも何時でもできるものは?そのときに頭に浮かんだのが、いつかローカル新聞で見た事のある、皿の中のカレイの墨絵だったのです。」と話されていました。

 水墨画とは、中国の禅宗の僧侶の遊びが始まりで、室町時代のころから日本へ伝わり独自の技法で伝承されてきたそうです。
太田さんは、現在、北九州市の齋藤南北(故人)が始められた現代水墨画を習われているとのことです。「墨の濃淡、にじみ、ぼかし、を利用して、物の本質を表す、而も筆数を少なくして簡素化して表現する精神性の高い技法。作品の評価される部分が水墨画であれば、単色程度は可。筆作りは、調墨と言われて筆の中に濃淡の階調を作り、すべての物を描きます。筆使いは、主に直筆と側筆です。」と言われていました。

所属されている南北墨画会は、東京、大阪、滋賀、岡山、九州に支部があるそうで、岡山支部は津山にあり、大谷南椛先生が支部長で南椛墨画会も主宰されているそうです。南椛墨画会は、会員150名、大谷先生と道号をもらっている16名(太田さんは2001年に同号「南啓」を受す。)で運営にあたっており、教室の指導、小中学校への出前教室、外部講師による研修会、スケッチ旅行など行い、色々な展示会にも積極的に参加されているそうです。

今回は、水墨画30点、掛け軸10点を展示してくださり、鑑賞させていただきました。また、実演として基本的な筆使いを教えていただき、木の葉や竹などを描いてくださいました。
第2部の懇親会は、参加者全員が近況を含め自己紹介を行うなど、和やかな雰囲気の内に終えることができました。






2018年10月13日土曜日

第1回、瀬戸内三十三観音霊場めぐりに行きました。

10月13日(土)朝8時に岡山駅西口前を出発しました。
参加者は、23名でした。中型バス1台で行きました。
岡山ICから山陽自動車道に乗り、赤穂ICで降りました。途中、先達さんから観音めぐりについて説明がありました。
9時過ぎには、精神修養の聖地⑧「普門寺」に着きました。赤穂尾崎の観音さん、として知られています。本尊の千手観音は、平安時代初期の作で国の重要文化財です。一旦、バスに乗り5分ほどで、赤穂の殿様、義士の寺⑦「花岳寺」に到着しました。赤穂義士の寺として有名。ゆかりのものも多く、本堂脇には、浅野内匠頭の墓を中心に、義士の墓がありました。
10時過ぎには、赤穂を後にして備前市に向かいました。
明治天皇行在の寺⑨「光明寺」に着きました。山門をくぐると、正面客殿前に大きな「明治天皇行在所」の石碑。明治天皇が巡幸の帰途1泊された。
「光明寺」を後にして、かなり険しい山道をバスは登って行った先に、備前焼のふる里⑩「福生寺」に到着しました。境内には本堂のほか、大師堂・経蔵。鐘楼堂、東手の山腹には三重の塔・・・等々。住職自ら出迎えていただきお寺の説明をしていただきました。有名なあじさい寺もここにあります。広大な寺域で昔の面影がしのばれました。
12時15分にはおさふねサービスエリアに到着し昼食休憩です。
午後1時に出発し牛窓に向かいました。牛窓のオリーブ園の近くに、備南絶景の霊場⑤
「真光院(西寺)」があります。表門を入ると庫裏・客殿・そして本堂へと続きます。本尊千手観音は、10世紀後半の作だそうです。ここからの眺めは最高でした。
 「真光院(西寺)」を後にして本日最後の霊場、⑥「観音院(東寺)」に行きました。
「観音院」の本尊は千手観音。聖徳太子の彫刻と伝えられています。一般に瀬戸観音とも呼ばれています。

本日の霊場めぐりは無事に終了し、予定より早く岡山駅西口に帰ってきました。
ベテランの先達さんと、運転手さんのおかげで何事もなくスムーズに帰れたことに感謝し
本日の霊場めぐりは終了しました。